秋篠寺は森に囲まれた苔寺!苔庭(緑の絨毯)の楽しみ方や見どころ

森に囲まれた寺院の秋篠寺は、苔が有名で苔寺とも呼ばれています。

参道の両脇の林に、緑の絨毯を敷いたように苔があります。ふわふわモフモフの柔らかそうな感じがたまりません。

この記事では、秋篠寺の苔庭だけでなく、同時に見れる花など、普通とは違った楽しみ方をご紹介します。

表情が変わる!苔庭の楽しみ方や見どころ

苔庭といっても表情はひとつではありません。晴れの日、雨の日、など天候によっても変わりますし、花や石といったものと共演することでも表情を変えます。

そんな苔庭の違った表情をみるという楽しみ方があります。個人的な見どころはやはり紅葉との共演ではないでしょうか。緑と赤や黄色のコントラストが綺麗です。

秋篠寺の秋の見どころ!紅葉する木は少ないけど苔庭との共演は必見

秋の苔庭

緑色の苔に、赤のモミジや彼岸花の赤色が挿し色になって映えています。もみじは黄色もあるので、赤とは違った感覚になります。

もみじと苔

彼岸花と苔

冬の苔庭

冬は枯れ木やどんぐりとの共演があります。

枯れ木だけではちょっと寂しく儚い気持ちになりますが、苔庭との共演で、厳しさが抜けてちょっと優しい表情になっているのではないでしょうか。

どんぐりがあるだけでリスが出てきそうな雰囲気。和の雰囲気を持つ苔ですが、苔庭ににどんぐりがあると、なんだかメルヘンな世界にきたよう感じるのは僕だけでしょうか。

枯れ木と苔

どんぐりと苔

天候で変わる苔庭

晴れ・雨・くもり、天気というのは人の気持ちを変える力を持っています。

ほとんどの人は雨と聞くと、嫌だなとマイナスなイメージを持つと思いますが、苔庭と雨はとても相性がよく、雨上がりには水分を含んだ苔がつやつやとしてします。

雨の中の苔庭も、なんだか苔たちは喜んでいるように見えてしまいます。

また木漏れ日の中の苔庭は、ほのぼのとした雰囲気で、そのまま眠ってしまいそうなほど居心地がよい空間となります。なんだか淡い記憶が蘇り、子供の頃の懐かしい夢を見てしまうかもしれませんね。

木漏れ日と苔

雨と苔

人工物と苔庭

人工物といっても石の燈篭や石碑というのは、それだけでなんだか歴史を感じて、日本に生まれてよかったなと思っていまいます。それくらい情緒あふれる創作物ですが、自然に生えた苔と組み合わさる事で、その情緒は加速度的に増加されます。

単体でも良いものが掛け合わさって、さらに上級なものに変化する。それが石の創作物と苔の魅力です。

人工物というと「道」もそうですが、現代において一般化したアスファルトやコンクリートではなく、土の道である場合、情緒や風情というものを感じる事が出来ます。

土の塊が石になるので、やはり石や土で作ったものは自然に近い感覚を感じるのでしょう。それが自然ではない形をすることで、自然でありながら、人の記憶を感じてしまうのかもしれません。

灯篭と苔

石碑と苔

林の参道と苔

自然と苔庭

切り株に関しては自然と人工物の中間という感じがしますが、どんぐりは完全に自然のもの。

自然のものと、これまた自然のものである苔庭。これらの共演は単純に自然を愛する人の心に感動を与えます。

切り株と苔

きのこと苔

苔の特徴

苔といっても種類は様々で、日本だけでも1800以上もあります。

生態系別に分けると、3つのカテゴリーに分けることが出来ます。日光の割合に応じて違い「好日性のコケ」「半日陰性のコケ」「日陰性のコケ」に分類できます。

好日性の苔

太陽の光が1日中当たってるような日当たりのよい場所に生息していて、乾燥に強いのが特徴です。

種類は、ギンゴケ・スナゴケ・ハマキゴケなど。

半日陰性の苔

太陽の光が1日中当たっている場所ではなく、朝日だけ日が当たる場所だったり、直射日光ではなく木漏れ日がもれるような場所に生息しています。

このタイプの苔は種類が多いです。

種類は、ウマスギゴケ・オオスギゴケ・カモジゴケ・コウヤノマンネングサ・ヒノキゴケ・フジノマンネングサ・コバノチョウチンゴケなど。

日陰性の苔

直射日光はもちろん朝日や木漏れ日がなくても、明るい場所であれば生息可能です。半日陰性の苔が好む環境よりも、光の量が少なくても育ちます。

また好日性の苔と比べると、濃く深い緑色をしているのも特徴です。

種類は、ジャゴケ・シッポゴケ・ゼニゴケ・ヒノキゴケなど。

秋篠寺の基本情報

料金や時間など

料金 大人(高校生以上)500円
中学生以下は無料
※小中学生は成人家族同伴のこと
団体割引 【30人~80人】
大人450円
大学400円
高校350円

【80人~200人】
大人400円
大学生350円
高校生300円

その他割引 身障者(本人のみ無料)
高齢者(割引な)
時間 9:30~16:30
住所 奈良市秋篠町757
マップコード 11 438 014*66
電話 0742-45-4600

アクセス・駐車場・地図

バスの場合

近鉄西大寺駅北口からバスで6分。「押熊行き」に乗り「秋篠寺」で下車して、徒歩すぐ。

電車の場合

近鉄 大和西大寺駅から徒歩20分

車の場合

京奈和「木津IC」より車で15分
南阪奈「宝来ランプ」より車で10分

駐車場

普通車12台・バス8台(共に無料)


歴史・お堂・仏像・イベント(行事)など

以下の4項目は、クリック・タップで見ることが出来ます。

秋篠寺は奈良時代の最後に作られたとされますが、詳細は不明で謎が多い寺です。その後、平安時代の初期に金堂や東西両塔など伽藍が完成。

平安時代の終わり頃保延元年(1135年)に戦火により伽藍が失われましたが、鎌倉時代に本堂などが復興されますが、明治の廃仏毀釈により本堂一帯を除く多くが失われました。

宗派も移り変わりがあり、創建期の法相宗、平安以降は真言宗、明治以降は浄土宗としてきました。苔が有名で別名「苔寺」。森の中に建つ寺としても知られます。

現在残っているお堂は、本堂・大元堂・香水閣・東塔跡・金堂跡・鐘楼・南門・東門・十三社・開山堂・霊堂・八所御霊神社・役行者石像・歌碑など。その他、本堂の側に小さな社、森の中に、十三重石塔・萬霊供養塔などがあります。

安置されている主な仏像は、伎芸天立像・大元帥明王・薬師如来坐像です。その他にも、日光菩薩立像・月光菩薩立像・十二神将像・地蔵菩薩立像・帝釈天立像・不動明王像・愛染明王坐像・五大力菩薩像などです。

6月6日 大元帥明王像

秋篠寺の花

苔庭で共演する花以外にも、秋篠寺には有名な花や木などが植えられています。秋篠寺で有名なものは以下になります。

また、これら有名なもの以外にも沢山あります。

  • 木蓮
  • 菩提樹
  • 紅葉

秋篠寺の1年を通した花の詳細は、関連記事をご覧下さい。

秋篠寺の花・紅葉・苔!秋の萩や春の木蓮など年中の開花時期と見頃

まとめ

秋篠寺の苔庭は年中みれる観光名称になっています。ですが行く時期や状況により表情を変化するので行くたびに感動をもらう事が出来ます。

何度も行かれて自分のお気に入りの苔庭を見つけられてはいかがでしょうか。

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